家を購入!物件の探し方を解説!

持ち家

こんにちは、つばめびとです。

前回、こちらの記事で家探しのきっかけや現状をお話しました。今回は私の実体験を例に、具体的にどこで、どのように家を探したのかを解説します。

どこで探すか?

家が欲しい!となったらまず購入できる物件を探さなくてはいけません。一般的に家探しには下記のような方法があります。

  1. 不動産情報サイトで検索する
  2. 折り込みチラシをチェックする
  3. モデルルーム、モデルハウスを見学する
  4. 不動産会社を訪問する
  5. 狙いのエリアへ行き売り出されている物件を探す

我が家が取った方法は1点目の「不動産情報サイトで検索する」です。この方法はいつも使っているパソコンやスマホでいつでも気楽に検索できるのでとても楽です。

パソコンやスマホで探す場合も最終的には不動産屋に仲介してもらうことが多いので、いきなり不動産屋やモデルルームに行くのもいいのですが、まずは不動産情報サイトでいろいろな物件情報や写真を見て知識をつけるのがよいと思います。どのエリアでどれくらいの間取りだったら価格はどれくらいになるか等の情報を把握しておくことで、自身の希望条件を固めることもできますし、不動産屋との会話をスムーズに進めることができます。

また検索条件を詳細に考えながら入力していくのでいくら時間がかかっても大丈夫です!知識がないうちは対面で営業と話すよりも自分の意見を整理・反映しやすいと感じました。

我が家は主に下記の3つのサイトで物件を検索しました。

他にも不動産情報サイトは多数ありますが、これらは情報量が特に多いのでまずはこの中から探してみるとよいです。ほとんどの物件がどのサイトにも掲載されているので情報が被ることは多いですが、いずれかのサイトにしか載っていない情報もあります。実際、私が購入を決めた物件はSUUMOにしか掲載されていませんでした。

そのほかの方法についても簡単にコメントしておきます。

2.折込チラシ
新築マンションの折込チラシなど、よくポストに入っていますよね。
この方法は自分で条件を決めて能動的に探すことができませんし、ネットには同じ物件が掲載されていることが多いのでこの方法だけで探すことはないと思います。ただ勝手に投函されてくるので家探しの動機付けにはなります。また入居者を探している状態なのですぐに内見できることが多く試しに見に行ってみるという用途で利用するのは良いと思います。(営業トークには要注意)

3.モデルルーム、モデルハウス
実際の内観や設備が見られるのはよい点だと思います。実際、モデルルームやモデルハウスをまず見に行くという人も多いようです。私は立地、土地柄の重要度が高く、まずはエリアから探したかったのでこの方法は採用しませんでした。本来の目的から外れますが、お土産をもらえるのはいいですね。(営業トークには要注意)

4.不動産屋
前述の通り、知識も何もない状態で不動産のプロと話すのは難易度が高いので、段階を踏む必要があります。私はそれっぽいことを言われると影響を受けるタイプなので、希望条件も固まっていない状態で怒涛の営業トークを受けると乗り気になり勢いで物件購入を決めてしまうリスクもるため、この方法は最初には採用しませんでした。良い営業に当たれば潜在的な要望も吸い出して提案してくれるのでしょうが、それに賭けるのはかなりのギャンブルだと思います。

5.狙いのエリアを歩いて探す
絶対に住みたい街が決まっている人はこの方法もありです。外を歩いていると土地や建売を売りに出しているのを見ることがあると思います。それを探すのです。我が家の場合は希望のエリアはありましたが、3路線・20駅くらいが対象だったので、さすがに歩くのは無理・・この方法は採用しませんでした。

条件を入力して検索する

ここからはスーモを例にどんな条件で物件を検索したのかをご紹介します。
ちなみに我が家は妻が強いので、妻の意向がかなりの割合で反映されています。

物件種類の選択(マンション・一戸建て/新築・中古)

まず物件の種類を指定します。

  • マンション or 一戸建て
  • 新築 or 中古

妻が新築志向なので我が家は新築のマンションか一戸建てを探すことに。その後さらに詳しく調べていくなかで割と早い段階でほぼ一戸建てに絞りました。最近のマンションって価格が高騰しまくっていてものすごく高いんですよね・・。希望のエリア、価格帯で探すと間取りが1Kや1LDKになってしまい、子供含め家族三人で住むには適さないのでマンションは早々に諦めることになりました。

当然中古のほうが安くなるので、絶対新築!という考えがない人は中古も含めて探しましょう。また注文住宅や土地を検索することもできます。我が家は安価な建売一戸建て、もしくはマンションを希望していたのでこの条件での検索はしませんでした。

エリアの選択

次にエリアを選びます。市区郡・沿線・最寄駅で探せるのはもちろん、地図・価格相場・通勤時間で探すこともできます。我が家は狙いのエリアがある程度決まっていたので、市区郡・路線・駅を選択して探しました。希望のエリアが決まっていない方は価格相場や通勤時間で探すのも良いと思います。

詳細条件の選択

物件種類、エリアを選んだらさらに細かく条件を指定していきます。よくある検索条件を下記に一覧します。★は我が家が必須条件にしたものです。それ以外も重視しますがあまり条件を絞りすぎると優良物件が検索対象から漏れる可能性があったので検索条件には含めませんでした。

  • 価格帯 ★
  • 間取り ★
  • 駅からの徒歩分数 ★
  • 建物面積 ★
  • 所有権 ★
  • 階数
  • 性能
  • 日当たり
  • 設備

価格帯

自分の予算と照らして上限下限を設定していきます。上限は誰でも気にすると思いますが、下限の指定も重要です。あまりに安い物件だと土地が旗竿地だったり間取りが三角形だったりで必ずどこかに難があります。良い物件をどんどん見つけたいのにそんな物件が検索一覧に表示されてくると本当邪魔なんですよね。多くの物件を見ることで最低価格のラインが分かってくると思うので知識がついてきたら適宜設定しておきましょう。

間取り

住む人数やこれから家族が増える可能性があるかを考慮して決めていきます。私は子供には個室を持たせてあげたいと考えているので、今後子供が一人増えて二人になっても大丈夫なように3LDK以上で探しました(子供それぞれの個室+夫婦の寝室)。できれば在宅ワークの作業場を兼ねた自分の個室もほしいと考えていたのでできれば4LDKという感じです。子持ち世帯であれば最低でも2LDK以上が条件になってくるのではないでしょうか。

駅からの徒歩分数

我が家は徒歩10分を条件にしました。私は在宅ワークが多いのでもう少し遠くてもよかったのですが、妻はほぼ毎日出勤なので妻の意見を採用しました。

建物面積

家探しをし始めた人が何m2必要かなんてすぐには分からないと思いますので、物件を色々見ていく中でどれくらいの広さがあればよいのか、自分のラインを探るとよいです。我が家は一戸建てで90m2以上、マンションで65m2以上を条件に探しました。25m2の差があるのは一戸建ての場合、車庫や階段の面積も含むためです。

所有権

最後の必須条件は所有権です。所有権とはつまり土地が自分のものになるということ。他人の土地を借りてその上に家を建てる方法もありますが、土地は資産になるし将来子供に譲り渡すこともできると考え所有権付きの物件を条件にしました(家部分は木造一戸建ての場合、22年で資産価値はゼロになります。住むことができるという価値は当然残りますが)。因みに土地を借りる場合、固定資産税はかかりませんが、賃料を定期的に貸主に支払うことになります。

検索結果をさらに絞り込み

条件を入力して検索すると条件に合致する物件が一覧表示されます。そこからさらに絞り込んでいきます。例として下記のような観点で見ていきます。

  • 家の外観・内観(写真で色や形を確認)
  • 部屋や設備の配置(寝室の場所、日当たり、LDKは何階か、水回りは何階か等)
  • 水害のリスク(市区郡などが公開しているハザードマップを参照)
  • 地盤の強さ(物件情報から地盤調査済みかを確認)
  • 周辺地域の雰囲気(GoogleMapや実際に訪れて確認)
  • 保育園や小学校、中学校の位置
  • スーパーやコンビニの位置

多くの物件情報を見て目を養っていきましょう。

内見へ

条件に合う物件が見つかったら実際にその場所を訪れてみましょう。既にマンションや一戸建てが建っている場合は不動産屋へコンタクトをとって内見を申し込みます。

ここでも重要なのが自分の目や感覚を養うことです。内見することで実際の生活を明確にイメージすることができます。何畳の広さのリビングや寝室があればいいか、許容できない間取りはどんなものかを把握することで、ネットで間取り図を見るだけでOK/NGを判断できるようになります。これができていないと条件に合いそうな物件を片っ端から内見することになり時間も労力もかかってしまいます。

我が家も内見をすることでリビングは何畳以上あればいいな、夫婦の寝室や子供部屋はそれぞれ何畳がいいな、というのがはっきりとイメージできるようになりました。また間取り図だけでは気づかなかったのですが、壁が斜めになっている物件をNGと判断するようになりました。壁が斜めだとかなり圧迫感がありますし、家具の配置が難しく、この部屋には住みたくないと考えるようになったのです。皆さんも実際に物件を見ることでこれまで考えもしなかったNG条件や、逆に思ったより問題がない部分に気づくことができるかもしれません。

不動産屋も買う意思がある顧客には丁寧にしっかりと説明してくれますので、内見をする中でOK/NGの判断基準をしっかりと持てるように心がけましょう。

まとめ

今回は家を購入するにあたって、どのように物件を探せばよいのか、また私がどのように探してきたかについて解説しました。皆さんの家探しの参考になれば嬉しいです。

次回は、物件購入を決めた後の流れや契約について詳しく解説します!物件購入を考えている方はぜひ参考にしてください!

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